ふるさと納税の仕組みとは?

近年ではメディアでもふるさと納税の制度について取り上げられており、簡単に説明すると寄付金の一つです。

 

さとふる来たー!!佐賀牛だょ


 

多くの人はそれぞれの地方で生まれて地方自治体による医療や教育機関によって育ち、進学や就職など成長するにつれて都会へと出て納税を行います。

 

その際に生まれ育った故郷には税収が入らず、「お世話になった故郷へと自分の意思で税金を支払う制度があっても良いのでは?」という問題提起からふるさと納税が始まりました。

 

  • 自分が好きな都道府県や市区町村を選んで寄付できる
  • 寄付によって税金が控除されたりお礼の品を貰えたりする
  • 最低金額は2,000円で寄付によって見返りがある

 

ふるさと納税はこのような制度のことを指し、寄付金を有効活用した地域作りに貢献でき、尚且つ自分にも見返りがあるとみんなが幸せになることができます。

 

2011年の東日本大震災の時に赤十字へと寄付された方は多いでしょう。

 

特定の団体へと寄付すると一定額の税金を減らせる寄附金控除の対象となり、地方自治体が運営しているふるさと納税も一緒なのです。

 

ふるさと納税の仕組みとは?

 

ふるさと納税は平成20年から始まり、総務省が出したデータによると今まで寄付した人は13万人以上、寄附金は141億円という結果が出ていました。

 

そこで、ふるさと納税がどのような仕組みで成り立っているのか見ていきましょう。

 

@自分の好きな場所を選んで寄付を地方自治体へと行う
A自分の意思で応援する自治体を選べるので、必ずしも生まれ育った故郷でなくても良い
Bそれぞれの地方自治体がホームページ上でふるさと納税への考え方を記載している
C寄付した後に団体からお礼の品と証明する受領書(寄附金受領証明書)が送付される
D自分で確定申告の手続きを行うと寄付の上限額が定まる
E所得税の還付や個人住民税の控除を受けて自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となる
F所得税は当年、個人住民税は翌年の6月以降から減額される
G基本的にふるさと納税は1年間の間で何回でもできる

 

「寄付は自分が損をするだけなのでは?」と疑問を抱えている方は少なくありません。

 

しかし、寄付をする私たち納税者側にもメリットがあり、制度の仕組みをより理解するためにまとめてみました。

 

確定申告によって一定額の税金が控除される

 

ふるさと納税によって寄付をすると、自己負担額の2,000円を超える部分の所得税や個人住民税といった税金が一定額に渡って控除されるというメリットがあります。

 

@税務署で確定申告を行う(不要なワンステップ制度が現在ではある)
Aその年の所得税が還付、翌年の個人住民税から控除される
B年収や家族構成で異なるが年収500万円の夫婦であれば限度額は59,000円
C限度額を超えて寄付しても税金の控除額を増やせるわけではない

 

こういった仕組みになっており、本来であれば今住んでいる地域への住民税を他の地域へと納めたことになるので、寄付なのにも関わらず納税という名前が付いているのです。

 

自分の好きなお礼の品を貰える

 

ふるさと納税は見返りのある寄付で、税金が控除されるだけではなく自分の好きなお礼の品を貰えます。

 

特典がある自治体から特産物などの獲得が可能で、その種類は以下のように様々です。

 

  • コシヒカリなどのお米
  • 牛肉や豚肉
  • 魚介類の農産水産物
  • 加工品
  • お酒やアルコール類
  • イベントやチケット

 

当然のようにお礼として特産品を貰っても所得税と住民税は控除されますし、たったの2,000円を負担すれば良いだけなのでノーリスクでハイリターンな制度だと言えるでしょう。

 

地方自治体によっては寄附金の使い道を選べる

 

「自分の支払っている税金が何に使われるのか分からないのはちょっと・・・」と嘆く方は少なくありません。

 

そこで、ふるさと納税は自治体だけではなく寄附金の使い道を選べるところがあり、地域の発展へと協力できるのもメリットの一つです。

 

・学校や図書館など教育事業を発展させて欲しい
・子育ての支援として使って欲しい
・医療や福祉を今よりも充実させて欲しい
・社会資本整備を行って災害に強い町作りを目指して欲しい
・環境を保全して緑や自然が豊かな土地を維持して欲しい
・貴重な遺跡を次の世代へと引き継ぐために文化財保護に力を入れて欲しい

 

このようにあなたの思いを故郷に届けることができ、自分自身で使い道を指定できる唯一の納税なのは間違いありません。

 

高校の授業料が安くなる

 

支払う住民税の金額によって、高校の授業料無償化という制度が実施されています。

 

「ふるさと納税をする」⇒「支払う住民税が安くなる」⇒「就学支援金の金額が変わる」⇒「高校の授業料負担が安くなる」という流れの珍しい制度なのです。

 

高校へと通うお子さんがいなければ特に意味はありません。

 

しかし、寄付先を自由に選んで好きな地域を応援したりお礼の品を貰えたりするだけではなく、ふるさと納税によって授業料の負担が軽くなるメリットもあると押さえておいてください。